menu

training w/o tools

Sendagaya 2-34-16 Alfa Sendagaya 201
Shibuya Ward, Tokyo

パワーモーションラインとは?

こんにちは。道具のいらないトレーニング、チーフトレーナーの島田さとしです。

 

以前にも説明しましたが、パワーモーションライン(PML)のさらに詳しい説明をしたいと思います。

 

そもそも動作中には「体の連動」が必要なことは、学生の頃から知っていました。野球をやっていたせいか、コーチからは「下半身の力を上半身に伝える」といったことを常々伝えられてきたからです。

 

ゴルフをやってきている人も同じことを言っていました。コーチからは常に「足で打て」とか、「お尻で打て」とか言われてきたそうです。

 

しかしいくら下半身が大事でも、野球にしたってゴルフにしたって、最終的には手に何かを持って、手で打ったり投げたりするものじゃないですか?

 

「体を使って投げるんだ!」って言ったって、「そりゃこちとら体は使ってまっせ。でも手も使いますよ。だって手でボール持ってるんだもん。」って思いません?

 

さらに残念なことに、じゃあコーチたちが言うように「体で打つ」とか、「下半身で投げる」とか口では簡単に言うけど、いざ「そのやり方を教えてくれよ」と言うと、それは教えてくれない。ここで言う”教えてくれない”って言うのは、身体で理解できるようには教えてくれない、って意味です。

 

そんで最後に言われるのはいつも、「振りこみが足りない。とにかくバットをふれ」だの「投げ込みが足りない。もっと投げ込んで疲れた時に力がうまく抜けるんだ」だの言われる。

 

20年間「身体の使い方」を研究してわかったことは、それまでコーチたちが伝えようとしていた身体の連動ラインは、最低でも3種類あり、さらに基本的なものを含め5種類、もっと深く探ると9種類、もしくはもっとあると言うことです。

 

そして驚くべきことに、それらの「連動ライン」は、一回のトレーニングで知ることができて、「疲れるまでバット振りこむ」ことなくできることがわかりました。最低でもこの”5つの連動ライン”を動作の中で使いこなせることができれば、とてつもないパワーが引き出せて、さらに関節等に余計な負担をかけない為、怪我をしにくい動作が出来ることとなります。

 

たった一回のトレーニングで分かるはずのPMLですが、難点が一つあります。それは本当の意味での”連動”を知らないと、トレーニングができないことです。

 

そうです。答えがわかっていれば伝えるのは簡単なのですが、その”答え”を知らない人が多いので、伝えられないのです。

 

私は最低でもこの5種類のパワーモーションラインを皆様に知ってほしいと思います。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。